過去問を解く前に知っておきたい!公立高校入試平均点

【東京】都立高校の23年春受験者平均点19年分推移。 過去問を解くときには必須。

過去問を解くうえで知っておかなければならないことは、その年その年で問題の難度が違うということ。 「ある年の過去問はできたのに、次の年の過去問はあまり解けなかった」とがっかりするのは間違いです。問題自体が難しかったのであれば、ほかの受験生が解いても同じことになるからです。
そこで参考になるのが入試平均点。その年の問題がやさしかったのか難しかったのかを確認しながら過去問に取り組んでいくと効果的です。
また、入試制度の変更にともなって受験者層が変わると平均点も変わるということに注意しましょう。推移表の下に、受験者層の変化を考える「ヒント」を掲載しましたので参考にしてください。

 東京都立高校 共通問題 過去の平均点 ─

5教科合計の平均点は近年もっとも高かった2018年から2021年まで3年続けて(2019~2021)下がっていました。しかし,2022年春は一転してやさしくなり、5教科の受験者平均は299.5点と前年よりおよそ17点高くなりました。2023年春はさらに易化が進み、前年とほぼ同じ17点程度高くなっています。過去問を古い年度から解くときに、2019→2020→2021年と点数が思うように上がらなかったとしても、力がついていないと落胆せずに、取りこぼしを防ぐ努力と工夫をすることが大切です。 逆に,2018年や2023年の問題を解いて高得点が取れたとしても,油断しないことです。なお、2021年は新型コロナ禍で出題範囲が縮小されていましたが、前年より25点低い282.3点に下がっていました。

東京都立 学力検査の受験者平均点(共通問題)

ヒント 自校作成問題実施校の受験者は、上記平均値に含まれません。2004年以前から実施していたのは日比谷・西・戸山・新宿・八王子東・国分寺・国立・青山・立川・墨田川。2005年から両国・白鷗、2007年から武蔵、2010年から富士・大泉が自校作成問題を始めました。2021年からは併設型中高一貫校の両国・白鷗・大泉が共通問題に戻りました。武蔵・富士は2020年、両国・大泉は2021年、白鷗は2022年を最後に高校募集を停止しています。

【東京】都立高校の21年春受験者平均点。 過去問を解くときには必須。

過去問を解くうえで知っておかなければならないことは、その年その年で問題の難度が違うということ。 「ある年の過去問はできたのに、次の年の過去問はあまり解けなかった」とがっかりするのは間違いです。問題自体が難しかったのであれば、ほかの受験生が解いても同じことになるからです。
そこで参考になるのが入試平均点。その年の問題がやさしかったのか難しかったのかを確認しながら過去問に取り組んでいくと効果的です。
また、入試制度の変更にともなって受験者層が変わると平均点も変わるということに注意しましょう。推移表の下に、受験者層の変化を考える「ヒント」を掲載しましたので参考にしてください。

 東京都立高校 共通問題 過去の平均点 ─

5教科合計の平均点は2014年まで3年続けて(2012~2014)下がっていました。しかし,2015年春は一転して近年では最もやさしくなりました。5教科の受験者平均は309.5点と前年よりおよそ22点高くなっていました。全校にマークシート方式が導入された2016年は5教科の受験者平均は302.1点と前年より7.4点低くなり、2017年はさらに前年より4.0点下がって、2011年に近い点数になっています。過去問を古い年度から解くときに、2011→2012→2013→2014年と点数が思うように上がらなかったとしても、力がついていないと落胆せずに、取りこぼしを防ぐ努力と工夫をすることが大切です。 逆に,2015年や2018年の問題を解いて高得点が取れたとしても,油断しないことです。2015→2016→2017年と難化していましたが、2018年の323.4点は2003年以降最も易しくなりました。2019年は307.5点と約16点難化して、2015年に近い難度になっています。2020年は307.3点で前年とほぼ変わりません。2021年は新型コロナ禍で出題範囲が縮小されていましたが、282.3点に下がりました。2003年以降、最も低い点になっています。

ヒント 自校作成問題実施校の受験者は、上記平均値に含まれません。2004年以前から実施していたのは日比谷・西・戸山・新宿・八王子東・国分寺・国立・青山・立川・墨田川。2005年から両国・白鷗、2007年から武蔵、2010年から富士・大泉が自校作成問題を始めました。2021年からは併設型中高一貫校の両国・白鷗・大泉が共通問題に戻りました。武蔵・富士は2020年、両国・大泉は2021年、白鷗は2022年を最後に高校募集を停止しています。

【東京】都立高校入試の受験者平均点の推移。過去問を解く受験生は必見。

過去問を解くうえで知っておかなければならないことは、その年その年で問題の難度が違うということ。 「ある年の過去問はできたのに、次の年の過去問はあまり解けなかった」とがっかりするのは間違いです。問題自体が難しかったのであれば、ほかの受験生が解いても同じことになるからです。
そこで参考になるのが入試平均点。その年の問題がやさしかったのか難しかったのかを確認しながら過去問に取り組んでいくと効果的です。
また、入試制度の変更にともなって受験者層が変わると平均点も変わるということに注意しましょう。推移表の下に、受験者層の変化を考える「ヒント」を掲載しましたので参考にしてください。

 東京都立高校 共通問題 過去の平均点 ─

5教科合計の平均点は2014年まで3年続けて(2012~2014)下がっていました。しかし,2015年春は一転して近年では最もやさしくなりました。5教科の受験者平均は309.5点と前年よりおよそ22点高くなっていました。全校にマークシート方式が導入された2016年は5教科の受験者平均は302.1点と前年より7.4点低くなり、2017年はさらに前年より4.0点下がって、2011年に近い点数になっています。過去問を古い年度から解くときに、2011→2012→2013→2014年と点数が思うように上がらなかったとしても、力がついていないと落胆せずに、取りこぼしを防ぐ努力と工夫をすることが大切です。 逆に,2015年や2018年の問題を解いて高得点が取れたとしても,油断しないことです。2015→2016→2017年と難化していましたが、2018年の323.4点は2003年以降最も易しくなりました。2019年は307.5点と約16点難化して、2015年に近い難度になっています。2020年は307.3点で前年とほぼ変わりません。

東京都立 学力検査の受験者平均点(共通問題)

東京都立高校 受験者平均点推移

ヒント 自校作成問題実施校の受験者は、上記平均値に含まれません。2004年以前から実施していたのは日比谷・西・戸山・新宿・八王子東・国分寺・国立・青山・立川・墨田川。2005年から両国・白鷗、2007年から武蔵、2010年から富士・大泉が自校作成問題を始めました。2021年からは併設型中高一貫校の両国・白鷗・大泉が共通問題に戻ります。武蔵・富士は2020を最後に高校募集を停止しています。