高校受験生にとって非常に大切な夏休みがやってきます。受験勉強だけに集中する人、部活もまだまだ活躍中の人、学校見学や家族旅行、夏祭りなど地域の行事・・・夏はいろいろと盛りだくさんです。学校の宿題もありますね。

 

先輩たちは中3の夏をどう過ごしたのでしょうか。
まずは部活と勉強を両立させた先輩のコメントです。

部活はまだまだ仮引退が先だった上、1日練習がほとんどだったため、遊んでる時間がなかった。学校の宿題はお盆にすべて終わらせて、他は全部部活→塾→予習で一日が終わりました。(明猫さん/専修大学松戸・市川・筑波大学附属)

かなり大変そうでしたね。
学校の宿題をうまく整理できたようです。

部活が吹奏楽だったので周りよりもコンクールが終わるのが遅くて塾の授業も遅刻しなきゃいけない状態でした。 日中は部活なので、 塾から帰ったらすぐに宿題→間違えたとこの確認→予習。これを毎日やってました。(Lilyさん/市立稲毛)

塾の授業に遅れた分は、担当の先生とよく相談してフォローしていきましょう。この2人に共通することは、1日の流れが確立できていること。「部活があるから全部は無理」ではなく、時間の使い方と塾の利用で両立は可能です。部活もしっかりやった受験生は、今後の生活においても時間の使い方がとてもうまくなります。

あの学校に受かりたい!通いたい!それだけを考えて必死に勉強してました。夏期講習で8時間取られてしまっていたので、疲れていても、家に帰ったあと予習復習と自分の苦手科目に取り組むようにしていました。長いあいだ塾にいると、なんか勉強した気になってしまいますが、自分でやらなければ伸びないし、夏休み後の勉強でも自分に甘くなってしまいます。(匿名さん/筑波大学附属・市川・八千代松陰(IGS))

聞き逃してはいけないアドバイスです!長時間授業を受けたからといって、たくさん勉強したことにはなりません。 授業を受けた後に大切なのは、定着させるための復習ですね。

夏休みは、暑いし、勉強のやる気はあまり起きませんでした。だけど、同じ目標に向かってるライバルがいると思うとがんばることができました。私は部活も毎日あって大変だったけど、志望校合格のために勉強頑張りました。たまには遊ぶことも大事だと思います。(めろんさん/拓殖大学第一・明治学院東村山・都立調布北)

何のために今、勉強するのか?これが明確になっていないと長続きしません。 目標をはっきりさせることと、ライバルは今も勉強しているという危機感を持つこと。
やる気を保つために大切なことですね。

夏は必死で先生が出す課題をこなしました。どれだけ、「それ無理だろう!」って思う期限でも、その期限に出します。数学が苦手な子はその日の授業のとき直しだけでもすると大分違う気がします。
数学苦手だと数学放置気味になるから…笑(匿名希望さん/慶應女子・市川・昭和秀英)

学校の宿題も多かったので、学校の宿題は1週間で終わらせるようにし、後は塾の宿題や受験勉強に費やしました。Tel帳をやり始めました。時間のある限り自習室を活用しました。(匿名希望さん/昭和学院秀英・日大習志野・明治学院)

夏休み中にやるべきことはたくさんあります。それらをうまく整理して、投げ出さずにしっかりこなした先輩は、成績を伸ばして希望の高校に合格しているようですね。

「夏休みは、遊んでも大丈夫」と言う先輩がいると思いますが大きな間違いです。もちろん、お盆休みなどに息抜きで遊ぶことはあるでしょう。しかし、1か月以上ある夏休み、無駄にせず時間を大切にして過ごしましょう。学校の宿題は7月には終わらせ、8月は塾の課題に費やしましょう。ホームタスクと復習は絶対にその日に終え、TEL帳など頑張りましょう。夏休みに頑張れば、明けが楽です。見たいテレビは最高でも、2日に1本です。(エッグマンさん/県立川越・城北・川越東)

いろいろアドバイスをいただきました。
あなた自身の事情も合わせ、まずは計画を立てましょう!