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千葉県公立高校入試
2017年(平成29年度)はここが変わる!


千葉県立・市立 入試直前の進路希望調査を発表

毎年1月8日時点で県内の公立高校を目指す中学3年生の志望校を集計した進路希望調査。入試が「厳しくなりそうか」「やさしくなりそうか」がわかる資料です。
2017年春の入試では,中学卒業生の減少(-0.2%)にともなって県立・市立高校の募集定員を0.6%(200名)減らしています。しかし,公立高校の志望者は1.1%(433名)の増加となったため,志望倍率は前年を0.02ポイント上回る1.20倍になりました。全体としては,わずかながら前年より厳しい入試となりそうです。

高校別の状況はこちら
倍率上下がひと目でわかる!2017年春千葉県立・市立 志望者増減一覧

志望倍率が高かった高校
県立船橋(普)2.49 県立千葉2.43 幕張総合(看)2.23 市立千葉(普)1.91
成田国際(国)1.90 千葉東・小金・松戸国際(普)1.89 佐倉東(調)1.88 佐倉(普)1.85
松戸国際(国)1.84 市立千葉(理)・市立稲毛(国)1.83 袖ヶ浦(情)1.80
志望者が大きく増えた高校
磯辺+137 市立千葉(普)・市立船橋(普)+121 船橋芝山+88 流山おおたかの森(普)+84 八千代東+72 市立銚子(普・理)+69 市立船橋(商)+66 白井+64 成田国際(国)+61

進路希望調査の結果を見るときのポイント

志望倍率上昇 ➡
2017年入試の倍率上昇への不安があるが,「進路希望調査」の結果を見て受験生が敬遠し,出願時には思ったほど難しくならない場合も。
志望倍率低下 ➡
2017年入試の倍率低下を期待できるが,「進路希望調査」の結果を見て受験生が流入し,出願時には思ったほどゆるやかにならない場合も。

内申点はそのまま使われるの?

内申点(135点満点)のつき方は中学によりさまざま。3年生の平均が105点と高い中学もあれば,85点と低い中学もあります。そのため,2008年春の入試から中学でつけた内申点をそのまま使わないようになり,

自分が通う中学校の平均が95点より高い分が引かれ,低い分が足される

というしくみになりました。
たとえば,別々の中学に通う隆君と恵さんの内申が同じ81点の場合

  • 隆君の中学が平均100点だと95点より5点高い分が引かれ 76点
  • 恵さんの中学が平均90点だと95点より5点低い分が足され 86点

同じ内申点でも中学が違うと有利になったり,不利になったりする

ことが起こるようになっています。そこで気になるのは,自分が通う中学の平均内申(m値)が「高いか?」「低いか?」ですね。下のグラフと5年分の一覧で過去の状況がチェックできます。2017年春の平均内申は2学期の成績が出た後に,みなさんが通う中学の先生へ確認しておきましょう。
自分の中学の平均内申を見て

  • 95点より「高い」➡ 内申点が引かれる分,よりいっそう学力検査の準備に取り組みましょう!
  • 95点より「低い」➡ 内申点が足されると油断せず,学力検査の準備に取り組みましょう!

2017年入試の「選抜・評価方法」を発表!

前期・後期それぞれの「選抜・評価方法」が発表されました。特に前期選抜では,各高校がさまざまな選抜方法で入試を行っています。ここでは各高校のホームページ上に掲載されている「選抜・評価方法」を一覧にまとめました。

変更点がひと目でわかる!2017年春千葉県立・市立「選抜・評価方法」一覧

一部の高校では前期の内申配点を縮小

前期の選抜は,学力検査500点満点に対して,多くの高校で内申を135点満点としています。ただし,一部の高校では135点満点を0.3~2倍して選抜。内申の重みを変えています。県内で最も内申の扱いを軽くしているのは0.3倍する長生です。鎌ヶ谷西・沼南高柳・千城台・富里・船橋東・四街道北では2倍の270点満点。しかし,学力検査は500点満点ですから,それでも学力検査の比重が高いといえます。長生・千葉東・船橋は学力検査に比べて内申の重みが1割程度しかなく,5教科の得点が特に大きく影響する入試になっています。なお,八千代(普)は船橋と同じく67.5点満点でしたが,2017年春から多くの高校と同じく135点満点に変更されます。

2017年入試の募集定員を発表!

県内公立の中3生は前年より約190人減少。これに伴って千葉公立高(全日制)の募集定員は200人(5クラス)分減りました。高校ごとに見ると,7校で定員を各1クラス分減らし,2校で定員を各1クラス分増員。さらに木更津では普通科を8→7クラスに削減して理数科1クラスを新設しています。学区別に見ると,2学区5クラス減,3・4学区各1クラス増,5・9学区1クラス減となっており,2学区の定員減が目立つ一方で定員増の学区もあります。なお,上位校の定員変動はありません。中堅校では前年8→9クラスに増やした船橋啓明が再び8クラス募集に戻しています。
あわせて増減がひと目でわかる!2017年春千葉公立「募集定員」一覧(倍率推移付)もご活用ください。

2017年入試の検査内容を発表!

前期・後期選抜になって7年目の千葉公立入試。押さえておきたい主な変更点を見てみましょう。前年の2016年春から専門学科の前期定員枠は「50~80%」→「50~100%」に拡大されています。2017入試で前期の2日目検査を変更したのは8校14学科,後期の検査を変更したのは3校3学科です。あわせて変更点がひと目でわかる!2017年春千葉公立「面接・自己表現・集団討論・作文・小論文・適性検査・独自問題」一覧もご活用ください。

①市立船橋(普通科)の通学区が「市内全域」→「県立第2学区と同等」に拡大

これまで,市立船橋・普通科への出願は船橋市在住者に限られていました。しかし,2017年春からは県立の2学区と同等に拡大。市川市・松戸市・習志野市・八千代市・浦安市に加え,1学区(千葉市),3学区(柏市・鎌ヶ谷市など),4学区(成田市・佐倉市など)から出願ができるようになります。そのうえで,船橋市内生に対して優先入学制度が設けられます。

②検査内容の変更はわずか,志願理由書の提出校は11校20学科に減少

前期「2日目検査」と後期「必要に応じて実施する検査」の変更はほとんどありません。普通科では,前期が市原(自己表現→面接)・君津(面接→自己表現)・関宿(自己表現→作文)・柏陵(自己表現→適性検査)・八千代(面接→集団討論),後期が柏南(面接→なし)・九十九里(作文→面接)で変更したのみです。志願理由書については,千葉北で提出が不要となり,提出校は11校20学科まで減少しました。

③匝瑳・英語科を募集停止,木更津に理数科を新設

学校再編計画の一環として,匝瑳・英語科の募集が停止され,国際に関するコースが設けられます。また,佐倉西には福祉に関するコースを設置。それぞれ普通科として募集が行われ,入学後にコースが編成されます。木更津には理数科が新設され,前期選抜枠75%,後期選抜枠25%として募集が行われます。


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