年が明けて1月から、高校入試が始まります!受験勉強の仕上がり具合はどうですか?寒いですので体調管理も怠りなく。入試直前のこの時期、先輩たちはどのように過ごしていたのでしょうか。

 

12月から突然寒くなってきましたね。まずは体調管理について、先輩たちのコメントをまとめました。

帰宅したら必ず手洗いうがいをする!
(匿名希望さん/東洋大牛久・専大松戸・県立柏)

一日6時間は寝る。
(明猫さん/専大松戸・市川・筑波大附)

手洗いやうがいは風邪予防の基本ですね。睡眠時間と朝食も大切です。十分な休息と栄養で、この寒さに立ち向かいましょう。

インフルエンザの予防接種をした。家族が風邪をひいたときには、家の中でもマスクをするなどして、配慮をしてくれた。(fukaさん/日比谷・早稲田実業・帝京大学)

インフルエンザの予防注射は当然!家族も含めて風邪予防に注意しました。(匿名希望さん/東海大浦安・東洋)

冬休みは弱点克服のため、特別講習を受けました。風邪予防のため、睡眠と体力作りに気を配りました。インフルエンザに対しては、予防接種を受けました。(匿名希望さん/長生)

インフルエンザの予防接種は受けましたか?それだけで安心というわけではないですが、できる対策はしっかりやっておきましょう。

風邪をひかないように手洗い、うがいは毎日欠かさずやった。殺菌作用のあるスプレーをコートにかけたりした。この時期は紛らわしい語句の区別と暗記。弱点克服に重点を置いた。(K.Aさん)

公立志望だったので、押さえの私立校受験が終わった後はとにかく『暗記モノ』を頑張りました!年明けからは朝型モードに切り替えて、体を受験体制に合わせていきました。(匿名希望さん/市立千葉・成田・八千代松陰)

朝は脳がフレッシュで、知識が最も入りやすいといわれています。入試本番はもちろん早起きしますから、身体を慣らす必要もありますね。寒さと寝不足に注意して、朝型に切り替えていきましょう。

弱点克服に専念しました。風邪・インフルエンザなどの病気にならないように手洗いうがいをしっかりとやりましたが、入試1週間前にインフルエンザにかかってしまいました。そのときは勉強も大事でしたが、体調面のことを優先しました。(匿名希望さん/昭和秀英・日大習志野・明治学院)

今まで受けたことがなかったけど、インフルエンザの予防接種を受けた。入試の10日くらい前に胃腸炎にかかってしまって大変だったが、すぐに病院に行って、しっかり休んで早く治すことに専念した。仕上げの学習は塾でいろいろ教えてくれたので、塾の勉強を頑張った。(みみっちまんさん/昌平・越谷北)

どんなに注意していても、風邪やインフルエンザにかかることはあります。そうなったらすぐにお医者さんに診てもらい、回復に努めましょう。ちょっと休めてラッキー!と、気持ちにも余裕を持つといいですね。

ここで受験生の精神面にも触れてみましょう。入試本番まで、落ち着いた気持ちで過ごすことが大切です。

仕上げの時期は自分のまとめたノートを見返しました。そこで自分はここまで頑張ってきたんだと自信をつけました。(めろんさん/拓殖大一・明治学院東村山・調布北)

努力は自信につながります! 入試に向かって全速力に突き進む中で、たまには今までやってきたことを振り返ってみましょう。

いつもとあまり変わらない生活をした。
(匿名希望さん/八王子東・桐光学園・八王子)

いつもどおり起床し、学校へ行って友達に会い、普段通りの食事や睡眠、そして家族とのコミュニケーションを心がけてください。 本番の爆発力は、落ち着いた日常から生まれます。

不安要素は本番での失敗につながるので、もし苦手があるのならそこを重点的にやるべき。だからといって、苦手のことばかりやっていると不安になってスランプに陥るので、息抜きに好きな教科をやって気持ちのバランスを保つ。私は受験前日までガッツリ勉強してましたが、受験一週間前から見直しだけするようにしていたという人もいます。(花子さん/筑波大附・市川・八千代松陰)

「基礎知識を怠るな」「苦手を克服しなさい」「できるところを伸ばしなさい」「最後まで気を抜くな」「ケアレスミスをなくしなさい」・・・ など、周囲から様々なアドバイスを受けるでしょう。すべて真に受けていたら、やることだらけで不安になってしまいますね。 アドバイスを大切にしながらも、最終的には自分に合ったやり方で、ストレスなく本番まで学習を続けられるのがいちばんです。

最後に学習面です。
入試本番に向けて、どのように仕上げていくのでしょうか。

直前は、弱点の教科は基本を固めることのみ。下手に応用やるよりはこれが1番効果ある。得意なものは応用までやって完璧に!(Lilyさん/市立稲毛)

苦手教科は難しいことをやってストレスになるよりも、基本に徹することがいちばんですね。

国語は古文や知識問題を克服したほうがよい。数学は2番タイプのようなちょっと難しい1行問題を練習しておくとよい。社会、理科は苦手な分野の問題に取り組み、そこからさらに自分の苦手な分野を見つけて苦手ノートを作り、書き出しておくとよい。英語は長文読解の問題やリスニングの問題を解くとよい。(8111fさん/獨協埼玉・花咲徳栄)

直前期は効率よく学習することも大切ですから、自分の力と志望校の過去問の特徴とをしっかり把握し、ここを強化すれば点になる!という部分を狙ってやりこみましょう。どこに手をつければよいのかわからなければ、塾や学校の先生に相談してください。

風邪はひかなかった。特に対策してない。ひたすら弱点克服。得意分野はこの時期にはすでにマックス。
仕上げの時期は近年3年分だけ残しておいた過去問を本番の時間とあわせて解いた。(ジャガイモさん/筑波大附・市川・東邦)

本番さながらに、過去問を解きましょう。日曜などに、志望校の入試と同じ時刻に解いてみるのもいいですね。 こちらもチェックしてください。
先輩たちの合格体験~模擬試験 ・ 過去問演習~

冬は量より質でした。英文法を仕上げました。数学も確認作業が多かったです。英語の発音記号も直前で詰め込みました。国語の文法、文学史も見直ししたりしました。どれだけ本番で問題を短時間で処理できるか、技術をつけることも直前では大切でした。(匿名希望さん/慶應女子・市川・昭和秀英)

都立入試3週間前ごろまで、理社はともに60点くらいでした。入試直前まで理社を勉強した結果、90点くらいまでとれるようになりました。理社が苦手という人でも諦めないことが大切です。(Tさん/日比谷)

時間配分や問題を解く優先順位など、より高い点にするための答案づくりの工夫と、そして直前期の集中したトレーニングで、まだまだ得点力は上がります。最後まで気を抜かず、「あと5点!」にこだわって勉強を続けてください。