過去問を解く前に知っておきたい!公立高校入試平均点

千葉県公立高校

過去問を解くうえで知っておかなければならないことは、その年その年で問題の難度が違うということ。 「ある年の過去問はできたのに、次の年の過去問はあまり解けなかった」とがっかりするのは間違いです。問題が難しかったのであれば、ほかの受験生が解いても同じことになるからです。
そこで参考になるのが《入試平均点》。県全体の公立高校受験者の得点を集計して教育委員会が5~6月に発表する『学力検査の結果』に5教科の《受験者平均点》が掲載されています。これを活用して,その年の問題が「やさしかったのか」「難しかったのか」を確認しながら過去問に取り組んでいくと効果的です。2021年春に一本化された千葉県公立入試「学力検査」の難度はどうだったでしょうか? 下に「前期選抜・後期選抜」時代からの《受験者平均点》推移をまとめましたので,参考にしてください。

千葉県公立高校「入試問題」 過去の平均点

かつては受験者平均点(500点満点)が60~65%程度でしたが,2008年以降は出題が難化して50%前後で推移。首都圏でも低い平均点が続いていましたが,2017年以降は55~60%程度と若干やさしくなっている状況です。前期と後期で比べると,多くの年で後期の平均点のほうが高く,前期よりもやさしい出題になる傾向があります(前期:各教科50分/後期:各教科40分)。
2021年春の「一般入学者選抜」は5教科の平均が286.2点で,2020年春「後期選抜」の287.2点に近い状況となりました(一般:国社数理各50分・英60分)。英語以外の検査時間が同じ「前期選抜」と比較すると,286.2点はかなり高い(=やさしい)といえます。2021年春「前期選抜」からは,社会が「60.7→57.7点」となった以外,各教科とも約6~8ポイント,5教科合計で約25ポイント上昇しました。
出題の難度は年によって大きく変動することもあるので、たとえば「2018年(前期)の過去問はできたのに2020年(前期)の問題はできなかった」と単純に考えないようにしましょう。教科ごとに見ても、たとえば前期選抜の英語のように2018年50点→2019年62点→2020年52点と難度が大きく変動する場合があるので、注意しながら過去問に取り組んでください。

千葉公立 学力検査「受験者平均点」推移グラフ(PDF)