過去問を解く前に知っておきたい!公立高校入試平均点

神奈川県公立高校

過去問を解くうえで知っておかなければならないことは、その年その年で問題の難度が違うということ。 「ある年の過去問はできたのに、次の年の過去問はあまり解けなかった」とがっかりするのは間違いです。問題が難しかったのであれば、ほかの受験生が解いても同じことになるからです。

そこで参考になるのが入試平均点。その年の問題がやさしかったのか難しかったのかを確認しながら過去問に取り組んでいくと効果的です。

また、入試制度の変更にともなって受験者層が変わると平均点も変わるということに注意しましょう。推移表の下に、受験者層の変化を考える「ヒント」を掲載しましたので参考にしてください。

神奈川県公立高校入試問題 過去の平均点

県全体の受験者平均は発表されず、合格者平均点が発表されています。かつては首都圏でもやさしい出題になっていましたが、2013年に記述問題を増やすなど出題方針を変更。合格者平均が下がりました。2014年以降の出題はさらに難しくなり,特に理科は平均点が4割を切る状況が続き、2016年に46.5%に回復したものの依然として難度は高くなっています。また、2016年の英語はリスニングが難しくなり、平均点が5割を下回りました。2017年は国・数・英の平均点が各10点前後上昇。近年としては比較的やさしい出題になりました。過去問に取り組むときは年によって難しさが違うことを踏まえ、「2017年の過去問はできたのに2016年以前の問題はできなかった」と単純に考えないようにしましょう。

神奈川公立 学力検査の合格者平均点(2008年~2017年春)

ヒント

  1. 後期選抜(~2012)➡ 難関校を中心に学校独自問題を実施しており、その受験者は上記推移に含まれていない
  2. 共通選抜(2013~)➡ 公立志望者がみんな受験する
    よって後期選抜よりも共通選抜の受験者層が高い。たとえば、5教科合計の2012年66.7%と2013年の61.1%を比べると5.6ポイントだが、もし2012年に独自問題実施校の受験者が共通問題を受けていたら66.7%よりも高くなり、差は5.6ポイントより広がる。