過去問を解く前に知っておきたい!公立高校入試平均点

神奈川県公立高校

過去問を解くうえで知っておかなければならないことは、その年その年で問題の難度が違うということ。 「ある年の過去問はできたのに、次の年の過去問はあまり解けなかった」とがっかりするのは間違いです。問題が難しかったのであれば、ほかの受験生が解いても同じことになるからです。
そこで参考になるのが入試の「平均点」。その年の問題がやさしかったのか難しかったのかを確認しながら過去問に取り組んでいくと効果的です。
また、入試制度の変更にともなって受験者層が変わると平均点も変わるということに注意しましょう。推移表の下に、受験者層の変化を考える「ヒント」を掲載しましたので参考にしてください。

神奈川県公立高校入試問題 過去の平均点

県全体の受験者平均は発表されず、合格者平均点が発表されています。かつては首都圏でもやさしい出題になっていましたが、2013年に記述問題を増やすなど出題方針を変更。合格者平均が下がりました。2014年以降の出題はさらに難しくなり,特に理科は2018年まで平均点が5割を切る状況が続きました。また、2016年の英語はリスニングが難しくなり、平均点が43%と現行の入試制度になって最も低くなっています。
2017年は国・数・英の平均点が各10点前後上昇。近年としては比較的やさしい出題になりましたが,2018年は再び難化。英語以外のすべてで平均点が下がり,特に社会が近年にない難しさでした。
2019年春は国語・数学が近年で最も難しかった一方,理科が易しくなり,全体としては2018年春に並ぶ低さの平均点となっています。
2020年春は国語・数学・社会が易しくなり,5教科で見ると近年でも高めの平均点になりました。

2021年春は国語・理科がやや難しかった一方で,前年に続いて社会が大幅に易しくなり,5教科合計では共通選抜になってから2番目に高い平均点となりました。
過去問に取り組むときは年によって難しさが違うことを踏まえ、たとえば「2021年の過去問はできたのに,2018年・2019年の問題はできなかった」と単純に考えないようにしましょう。「合格者の教科別得点分布」「問題内容と正答率」などは神奈川県教育委員会の「学力検査の結果」を参考にしてください。

神奈川公立 学力検査の合格者平均点(2011年~2021年春)


神奈川県教育委員会「学力検査の結果」
「出題のねらい」「合格者の教科別得点分布」「問題内容と正答率」

2021年春「学力検査の結果」

2020年春「学力検査の結果」

2019年春「学力検査の結果」