【埼玉県公立高校】2023年春 募集人員推移

23年春の埼玉公立高校募集人員が公表されました。
5年前年から、それまでより4カ月早い6月下旬に公表されるようになりました。
県内国公私立中学の卒業予定者が19人減と前年と比べ大きく変わりがないにもかかわらず、
学級減15校(-600人)、統合による変更2校(-120人)で、720人減員されます。

22年春の最終的に募集人員を満たさなかった学校が59校、1473人であったため
そのおよそ半数が減員されたことになります。

定員減の学校は倍率が高くなる傾向,定員増の学校は倍率が低くなる傾向にありますが,
それ以上に,前年の結果に影響を受けることが多いようです。
前年の倍率が高くなった学校は敬遠され,倍率が下がった学校は応募者が集まりやすく
なります。

したがって,来年の入試が難しくなるか,やさしくなるかは今春の倍率と来春の定員の増減
の両方を見なければなりません。

前年に倍率が上がった学校で,来年定員が
増える場合は
今春入りにくかったため,定員増にもか関わらず志望者が集まりにくく,
倍率が大きく下がることが往々にしてあるから、
狙い目といえるかもしれません。
だからといって油断は禁物です。

【埼玉県公立高校】2022年 大きく下がった 受験者平均点

過去問を解く前に知っておきたい!公立高校入試平均点
 過去問を解くうえで知っておかなければならないことは、その年その年で問題の難度が違うということ。 「ある年の過去問はできたのに、次の年の過去問はあまり解けなかった」とがっかりするのは間違いです。問題が難しかったのであれば、ほかの受験生が解いても同じことになるからです。
そこで参考になるのが入試平均点。その年の問題がやさしかったのか難しかったのかを確認しながら過去問に取り組んでいくと効果的です。
また、入試制度の変更にともなって受験者層が変わると平均点も変わるということに注意しましょう。

過去の倍率の推移もあわせて見ておくとさらに効果的です。

 埼玉県公立高校入試問題 過去の平均点 ─

500点満点の平均点が38点上昇した2013年春に対し、2014年春の学力検査は26点低下して、前々年の平均点に近づきました。しかし,2015年春は再び10点近く上がり、2016年春にはさらに10点程度上がりました。ところが、2017年春は10点程度下がって2015年春並みになり、2018年春はほぼ前年並みとなりました。2019年春は7点下がって、5年間では最も低くなっています。難化が見直されたのか2020年春は前年より30点上がり、新制度になった2012年以降で最も高い点数になりました。2021年春は新型コロナ禍下で出題範囲が狭まる状況で行われましたが、前年よりさらに17.3点高くなり最高点を更新しました。2022年は一転して前年より32.2点下がり、268.9点になっています。

ただし、2017年春から学校選択問題が導入されたため、学力上位層が多い学校の受験生は数学・英語に関しては一般の問題を受験していないことに加え、理科・社会の検査時間が40分から50分に伸びているため、単純には2016年以前と比較できなくなっていることに注意が必要です。

2012年の入試一本化以降,5教科平均点は安定していませんので、過去問演習の際には得点の上下だけで一喜一憂するのではなく、このページを参考に平均点の推移を加味して分析することが大切です。特に2021年の問題は出題範囲が狭くなっているので注意が必要です。
2010年から1教科100点満点になり、点差のつく記述問題の重要度が高まりました。記述問題の解答づくりをしっかり練習することが大切です。

 学校選択問題 2017年入試から ─

2017年春入試から、英語と数学について今までより難度を一部下げた問題にする代わりに、希望した学校では一部難度が高い問題を選択することができるようになりました。現在は下記22校が学校選択問題を導入しています。次年度以降選択問題を採用する学校が変わるかもしれませんので注意が必要です。塾や学校の先生によく相談して過去問に取り組むようにしましょう。

○学校選択問題実施校(2022春参考)

浦和、浦和第一女子、浦和西、大宮、春日部、川口北、川越、川越女子、川越南、熊谷、熊谷女子、熊谷西、越ヶ谷、越谷北、所沢、所沢北、不動岡、和光国際、蕨、さいたま市立浦和、さいたま市立大宮北、川口市立

 社会、理科の検査時間が50分に 2017年入試から ─

受験生がしっかり考えて解答できるようにと、2017年から社会、理科の検査時間が40分から50分に変更され、5教科とも50分に統一されました。社会、理科の過去問を解くとき難しいと思う問題は少し時間をかけ、落ち着いて取り組む練習が必要です。